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2025.05.27

子どもの歯並びと集中力の関係|予防矯正の重要性

【子育て×歯科】集中力と学力に差がつく!? 歯並びと“口元の環境”が子どもの成長に与える影響 こんにちは!柏原おとなこども歯科・矯正歯科のKです。 「うちの子は集中力が続かない…」 「宿題も、10分とイスに座っていられなくて…」 「食事中もキョロキョロしてるし」 そんなお悩みを抱えていませんか? 実はこれ、性格の問題や可愛いからといって甘やかしたからではありません! 実は「歯並び」や「噛み合わせ」などの“お口の環境”が、お子さまの集中力や学力、さらには運動能力や姿勢にまで深く関係していることをご存じでしょうか? この記事では、3人の子育て中である私が歯並びと子どもの発達・集中力の関係について 私の次男Gくんの驚きの実体験も交えながらわかりやすく解説します。 こどもの歯並びと集中力の意外な関係とは?【口呼吸・姿勢の影響】 お口ポカンとしていませんか? 「集中力が続かない子ども」に多く共通するのが口呼吸のクセです。 鼻ではなく口で呼吸をすると、脳への酸素供給が不十分になり ぼーっとしたり疲れやすくなったりします。(次男はぼーっとしすぎて変な顔になってます) この口呼吸の原因は、歯並びの乱れやあごの発達不足・姿勢の悪い習慣にあることが多いのです。 さらに、噛み合わせが悪いと咀嚼(そしゃく)機能が低下し、脳の活性化が十分に行われません。よく噛むことは記憶力や学習能力を高めるという研究もあり、学力に直結する大切なポイントです。 「よく噛むことが脳に良い影響を与える」という研究もあります(厚生労働省 e-ヘルスネット) そして、姿勢が悪いと口周りの筋肉がだれて口が空いてしまったりと バランスが非常に重要ですので、お家での姿勢や習慣を見直してみる事をオススメします。 歯並びと姿勢・運動能力の意外な関係 噛む力や噛み合わせのバランスが崩れると、首や肩、背中の筋肉に負担がかかり 姿勢の崩れ(猫背や前かがみ)を引き起こします。 悪い姿勢は呼吸を浅くさせ、集中力をさらに下げる悪循環に。 さらに、体幹が不安定になることで、運動能力にも悪影響を与える可能性があります。 プレオルソなどの予防矯正でサポートできること 歯並びの乱れは、小学校入学前から始まっていることが多く、早期の治療が効果的です。 「プレオルソ」は、成長期の子どもに優しいマウスピース型矯正装置です。 口周りの筋肉を鍛え、口呼吸の改善・あごの発育サポートを目的とした予防矯正です。 インスタグラムでもご紹介しておりますのでぜひご覧ください! ▶ 柏原おとなこども歯科|プレオルソ矯正について詳しくはこちら 実例紹介:集中力が続かなかった次男の変化 私の息子の小学1年生の次男Gくんは、口呼吸のクセと悪い姿勢が習慣的にあり、 口がポカンと空いている・食事中に立ち歩く・宿題に集中できない状態で 「ちゃんと座りなさい」「集中しなさい」「口あいてるよ」と、注意する毎日。 どうしたものかと頭を悩ませ、なんとか正しい姿勢などを習慣化できないか考えておりました。 ※発達の遅れを疑ったこともあります。 私が最初にプレオルソに注目したのは、Gくんの現状の歯並びでは、乳歯よりも大きな 永久歯が入るスペースがなく、歯並びが悪くなる可能性が高いと感じたのがキッカケでした。 そこで、口腔周囲筋のバランスを整え、歯が並ぶ環境を作るプレオルソに注目し、取り組む事となり まず驚いたのはプレオルソを開始して数ヶ月後、プレオルソによって口を閉じる習慣が身に付き始めてからは鼻呼吸が増え、落ち着いて机に向かえるようになり、 自然と姿勢も改善され、文字を書くときの集中力が格段に上がりました。 今までは、ひらがな1文字を反復するプリントを30分かけていたのが 10分弱で終わるようになり、文字もキレイに書けるように。 さらに、期待していたあごの成長が促進され、 今までぎゅうぎゅうに並んだ乳歯の歯並びに隙間ができはじめたのです。 これはとても良い傾向で、乳歯の間はびっちり並んだ歯並びよりも いわゆるすきっ歯のほうが永久歯が生えるための隙間があるためです。 歯が動きやすい時期は10歳までが目安です。個人差はありますが 成長とともにアゴの骨が固くなりはじめますので、目安の年齢を過ぎるとプレオルソが適さない事が 多いと感じます。次男Gくんの歯並びの変化は、プレオルソを6歳から取り組んでいたので すぐに結果がでたと言えます。(※使用期間3ヵ月。現在も継続中) まだ口が空いていることがあるのですべてが改善されたとは言いにくいですが プレオルソは正しく成長できるサポートアイテムだと実感しました。 目安の年齢を過ぎてしまっていてもインビザラインファーストという マウスピース矯正が適切である可能性がありますので、お気軽にご相談くださいませ。 簡単!プレオルソの使用方法 ここまで読んでくださっている皆さんは 「使い方が気になる」と思われているかもしれませんので簡単に紹介します! 装着時間は日中1時間+就寝中(うちはお風呂30分+宿題中30分がルーティン) 朝外してキレイに洗浄 就寝中に口から出てしまう場合は優肌性のテープで唇をとめる 1日数回口周りの体操 ※アレルギー性鼻炎等がある場合は歯科医師に相談してください。 もちろん親の管理も多少は必要になりますが、小学生にもなると自分で管理できますので 親の負担が超少ない!これに尽きます。今では、寝る前に「歯磨きして、プレオルソつけやー。」の 一言だけですので生活リズムに取り入れやすいのが重要なポイントです。 次男のはこれからも継続していきますので、新しい発見があればまた別の機会にお伝えします。 子どもの集中力が気になるとき、親ができること こんな様子が当てはまるお子さまは注意が必要です。 ✅ポカンと口が開いている時間が多い ✅ごはんをよく噛まずに食べている ✅話すときに舌の位置が気になる ✅頬杖などのクセがある ✅姿勢が悪い、猫背になっている これらはすべて、歯並びや噛み合わせに影響する要因です。 正しいトレーニングや予防矯正で改善が見込めますので もし「うちの子にも当てはまるかも」と思ったら、 それは「今が始めどき」のサインかもしれません。 まとめ|子どもの歯並びと集中力はとても重要 「プレオルソ」は歯並びを良くするだけでなく、正しい習慣や姿勢を獲得できる可能性がある! そして、「歯並び」は見た目だけではなく 集中力・学力・姿勢・運動能力にまで影響する大切な要素です。 柏原おとなこども歯科・矯正歯科では、子育て世代を応援するやさしい矯正治療をご提供しています。 お子さんの成長のタイミングによっては治療法も異なりますので まずはお早めにご相談いただければと思います。 柏原おとなこども歯科・矯正歯科では無料矯正相談実施中! 当院ではマウスピース矯正専門アドバイザーが無料相談を行っており、WEBからも簡単にご予約いただけます。 ▶ 矯正無料相談のご予約はこちら この記事を書いた人|柏原おとなこども歯科・矯正歯科  K 3児の父であり、歯科従事歴8年以上。自身の子育て経験と歯科医療の知識を活かし やさしく・わかりやすい情報発信を心がけています。 ▶ 医院紹介はこちら