口腔外科

親知らずの腫れや痛み、歯の外傷などのトラブルが起こった際には、口腔外科を受診することが大切です。専門的な治療を受けることで、痛みや不安を軽減し、適切な処置を受けることができます。このページでは、当院の口腔外科をご紹介します。

専門の医師による
口腔外科治療

当院では、日本口腔外科学会「口腔外科認定医」が在籍しており、親知らずの抜歯や歯の外傷などの治療を担当しています。また、歯牙移植や歯根端切除術、口腔腫瘍の診断など、一般の歯科医院では対応が難しい症例にも対応しています。スポーツ中の外傷や事故による歯の損傷なども、まずはお気軽にご相談ください。

親知らず（第三大臼歯）は、生えるスペースが不足していることが多く、トラブルの原因になることがあります。ただし、すべての親知らずを抜く必要があるわけではありません。

以下のような親知らずは、抜かなくても問題ない場合があります。

こうした親知らずは、将来的に移植歯やブリッジの支えとして活用できる可能性があるため、無理に抜く必要はありません。

次のような症状がある場合は、適切な時期に抜歯を検討することが重要です。

親知らずの抜歯は、症状や生え方に応じて適切なタイミングを見極めることが大切です。まずはご相談ください。

当院では、親知らずの抜歯をより安全に行うために、歯科用CTを使用して精密な診断を行います。3D画像を活用することで、親知らずと周囲の組織や神経との位置関係を正確に把握し、治療リスクを最小限に抑えます。

交通事故やスポーツ中の衝突などで、歯が折れたり抜けたりすることがあります。こうした外傷は、自然に治るものではないため、早急な処置が必要です。

外傷で歯が脱臼した場合、適切な保存方法を取ることで元の位置に戻せる可能性があります。

一般的に、脱臼から30分以内に適切な処置を受けることで、再植の成功率が高まります。

歯を失った場合、患者様ご自身の歯を移植する「歯牙移植」という治療法があります。

移植には適応条件があるため、気になる方はご相談ください。

お口の中にできた「しこり」や「できもの」も、口腔外科で診察が可能です。

詳しい治療が必要な場合は、設備の整った医療機関と連携し、適切な診断・治療へとつなげます。